・親から地元にある神戸大学にしか行くなと言われた
・神戸大学ならどの学部でもいいから入りたい
・神戸大学で入りやすい学部を教えてほしい
神戸大学は、日本の兵庫県神戸市に位置する国立大学です。
略して「神戸大」と呼ばれており、日本で2番目に設立された官立高等商業学校である神戸高等商業学校に開学の起首を持つ歴史と伝統を有しています。
そのため、全国ではかなりの人気と信頼があります。
もちろん入学するのは簡単なことではありません。
ただ、神戸大学にも比較的入りやすい学部はあります。
学部を絞って傾向と対策をしっかり練れば、難関であっても突破することは十分に可能。
この記事では、神戸大学の偏差値、倍率、最低合格点から入りやすい学部について考察しています。
※ この記事は、私の意見に基づいて作成し、全ての人に当てはまるわけではありません。参考程度にお願い致します。
神戸大学の入りやすい学部を知る要素3選
入りやすい学部を見る要素としては偏差値、倍率、最低合格点があります。
偏差値が低い神戸大学の入りやすい学部ランキング
入りやすい学部を見極めるうえでは、まず偏差値について知っておくことが重要です。
偏差値は、その大学や学部のレベルをある程度把握できる学力の目安です。
神戸大学の各学部の偏差値は以下の通りとなります。
学部・学科 | 偏差値 |
---|---|
理学部生物 | 55 |
理学部惑星 | 55 |
医学部看護学 | 55 |
医学部検査技術科学 | 55 |
医学部理学療法学 | 55 |
医学部作業療法学 | 55 |
海洋政策科学部理系科目重視型 | 55 |
偏差値のデータを見ると、理学部の生物、惑星学科が比較的偏差値の低い狙い目の学部であることがわかります。
倍率が低い神戸大学の入りやすい学部ランキング
次に、競争率を表す倍率を見ていきます。
倍率は募集人数に対して、受験者数がどれだけいるかを示す指標です。
倍率が高いほど通過するのは狭き門となるため、偏差値とあわせて見ることで難易度を把握することができます。
神戸大学の2023年度の入試では、各学部で以下の倍率が示されています。
学部・学科 | 倍率 |
---|---|
経済学部数学選抜 | 1.1 |
経済学部英語選抜 | 1.2 |
医学部看護学 | 1.5 |
農学部生産環境工学コース | 1.6 |
農学部応用動物学コース | 1.7 |
理学部化学 | 1.8 |
医学部作業療法学 | 1.9 |
農学部食料‐食料環境経済学 | 1.9 |
農学部応用植物学コース | 1.9 |
国際人間科学部環境共生(文科系) | 1.9 |
医学部検査技術科学 | 2 |
海洋政策科学部理系科目重視型 | 2 |
文学部 | 2 |
倍率のデータを見ると、経済学部の数学選抜、英語選抜が倍率の低い狙い目の学部であることがわかります。
最低合格点が低い神戸大学の入りやすい学部ランキング
次に最低合格点をみていきます。
最低合格点はその大学または特定の学部・学科に合格するために必要な最低限の点数を指します。
例えば、定員100名の入試にあなたを含めて101名受けた時に、残り100名が東大生だったとしたら倍率は1.01倍だが受かる気がしないですよね。
そのため、偏差値、倍率とあわせて見ることで本当の難易度を把握することができます。
神戸大学の2023年度の入試では、各学部で以下の最低合格点が示されています。
学部・学科 | 最低合格点 | 総得点 | 得点率 |
---|---|---|---|
医学部看護学 | 443.066 | 800 | 0.55 |
医学部作業療法学 | 447.133 | 800 | 0.56 |
海洋政策科学部理系科目重視型 | 583.25 | 1000 | 0.58 |
医学部検査技術科学 | 487.4 | 800 | 0.61 |
海洋政策科学部文系科目重視型 | 619.375 | 1000 | 0.62 |
経営学部個別優先 | 218.4 | 350 | 0.62 |
工学部機械工 | 505.62 | 800 | 0.63 |
理学部化学 | 540 | 850 | 0.64 |
工学部市民工 | 509.116 | 800 | 0.64 |
国際人間科学部グローバル文化 | 515.616 | 800 | 0.64 |
理学部数学 | 525.7 | 815 | 0.65 |
理学部惑星 | 548.675 | 850 | 0.65 |
工学部電気電子工 | 517.066 | 800 | 0.65 |
国際人間科学部環境共生(文科系) | 582.733 | 900 | 0.65 |
国際人間科学部子ども教育 | 522.025 | 800 | 0.65 |
最低合格点のデータを見ると、医学部の看護学、作業療法学が最低合格点の割合の低い狙い目の学部であることがわかります。
神戸大学の文系でおすすめの入りやすい学部は国際人間科学部環境共生(文科系)
神戸大学の文系でおすすめの入りやすい学部は、国際人間科学部環境共生(文科系)です。
文系の中では倍率、偏差値、最低合格点率の全てにおいて低い部類に入ります。
ただ正直、神戸大学の文系はそこまで入りやすくは無いと思います。
学部・学科 | 最低合格点 | 総得点 | 得点率 | 共テ得点率 | 偏差値 | 倍率 |
---|---|---|---|---|---|---|
国際人間科学部環境共生(文科系) | 582.733 | 900 | 0.65 | 74 | 60 | 1.9 |
神戸大学の理系でおすすめの入りやすい学部は理学部化学科
静岡大学の理系でおすすめの入りやすい学部は、理学部化学科です。
理系では倍率、偏差値、最低合格点率の全てにおいて低い部類に入ります。
学部・学科 | 最低合格点 | 総合得点 | 得点率 | 共テ得点率 | 偏差値 | 倍率 |
---|---|---|---|---|---|---|
理学部科学 | 540 | 850 | 0.64 | 73 | 57.5 | 1.8 |
神戸大学はどれくらい難しいのか
神戸大学は、関西圏では京大・阪大に次ぐ難関国立大学となっています。
関西圏では知らない人はいないでしょう。
大学受験生の約3~7%しか神戸大学には受からない
まず旧帝大七大学の定員総計が、一学年約21000人ぐらいです。
18才人口を118万人とすると、旧帝大の学生は全体の1.78%ぐらいに相当します。
これに、 一橋大学、東京工業大学 筑波大学、神戸大学、国立大学医学部医学科辺りの「旧帝大と同等或いは旧帝大の簡単な大学よりは難易度の高い大学」を考慮して、概ね3%。
更に、早慶上理+私立医を加えると、4.7%。
上記以外の大学に入学した人や大学に行かなかった人で、旧帝大に入れるだけの学力だった人が25000人ぐらいはいると仮定すると、上位3~7%ぐらいのレンジと考えておくのが妥当だと感じます。
県内でも有数の進学校じゃないと行くのは難しい
偏差値60以上の高校じゃないと現役合格はまず不可能なくらいかと思います。
偏差値50~55前後の高校だと学年でも上位クラスの生徒が合格できるかできないかの瀬戸際って感じです。
また入学出来る人の体感は 公立中学なら三年間ずっと200人中学年トップとかは当たり前。
そういう人と有名私立の中高一貫校の人しかいないようなレベルの大学です。
神戸大学の評判
神戸大学のサークルはやばいのか
神戸大学ってチャラい人やヤバイ人多いのを耳にしたことがあるかもしれません。
しかしネット上では見た目がチャラい人はいますが、話してみると意外とまじめだったという意見が多いです。
やはり国公立大学に受かる人たちは昔からある程度は勉強をしないと難しいため、根が真面目な人が多いですよね。
神戸大学のキャンパスはきれい
神戸大学のキャンパスは、一般的に美しいと評価されています。
神戸大学は、自然豊かな環境に位置しており、特に六甲山系の麓にあるため、緑豊かな景色を楽しむことができます。
キャンパス内には、現代的な建築と歴史的な建物が調和しており、季節によって異なる風景の美しさがあります。
また、神戸市自体が海と山に囲まれた景観の良い都市であるため、キャンパスからの眺望も素晴らしいと評判です。
とくに大学からの夜景はすごいは学生が魅力に挙げています。
しかし不満としては学部が点在していて、高低差がすごいあり不便、大学や最寄り駅の周りにはあまりなにもないとの意見もあります。
近くには三宮か梅田があるため遊ぶのには困らないでしょう。
神戸大学を東京で言うとどれくらい
神戸大学を東京の大学と比較する場合、その学術的評価や評判、学生の質、教育内容などを考慮に入れる必要があります。
ただし、直接的な比較は難しい部分もありますが、一般的な認識として以下のように考えることができます。
神戸大学は、日本の国立大学の中でも特に評価が高い大学の一つです。
東京の大学で例えるならば、一橋大学や東京外国語大学などの特色ある国立大学に近い位置付けと考えられます。
これらの大学も、特定の分野での強みを持ち、高い学術的評価と研究成果を誇っています。
また、早稲田大学、慶應義塾大学などのトップクラスの私立大学と比較しても、神戸大学は特に経済学、商学、法学の分野で優れた教育と研究を行っており、これらの分野においては競合するレベルにあると言えるでしょう。
ただし、これはあくまで一般的な比較であり、各大学にはそれぞれ独自の特色や強みがあります。
そのため、単純なランキングや評価だけでなく、大学の持つ独自の特色や教育方針も考慮することが重要です。
神戸大学に受かるためには
神戸大学への志望学部を決めたら、次は「志望校に受かるため」にはどうしたらいいのか悩むはずです。
神戸大学は、私立大学と比べると、入試難易度は私立より高く入念な対策が欠かせません。
なぜなら国公立の入試は、共通テストの受験が必須で多くの場合「5教科7科目」での受験、2次試験の対策と、やらなければいけない勉強が私立よりも多くなります。
そのため、やみくもに勉強しても合格に近づくことはなく、勉強の進め方・質、時間確保が最も重要になります。
今の時代、SNSやYouTubeなどで勉強方法などはでてくるため、自分でやり方を学ぶことはできます。
しかし、いざ勉強を開始すると、
おすすめの勉強方法ですでに実践しているが本当にあっているのか疑心暗鬼になり、SNSやYoutubeばかりを見て実際の勉強が進まない
自分で探した勉強方法だと思うように点数が伸びず、自己嫌悪になってモチベーションが下がり、勉強が進まない
こうなるのも必然です。
だって志望大学に向けた戦略を考えるのとその勉強をするのを両立するのは凄く難しいことなんです。
そこでおすすめなのが学習管理型の塾です。
学習管理型の塾では、受験勉強の大半を占める「自習時間」の使い方や取り組むべき内容(参考書)を決めてくれるため、迷わず勉強を進められるようになります。
そして鬼管理専門塾ならあなたの志望大学に特化した個別カリキュラムを提案してくれます。
- 志望校まで詳細なカリキュラムを作成する
- 詳細なカリキュラムをもとに1日ごとに何をすればいいのかを徹底指示
- 出来ているかどうかを確認するテストを最大4回毎週実施
- 毎日「何をしたのか」勉強報告の強制
これにより志望大学に向けての適切な戦略を実践することができ、迷わずに確実に勉強時間を確保でき、合格できる可能性が高まります。
勉強の質を上げるためにも無料相談・説明会に参加してみることをおすすめします。
まとめ
神戸大学は、国内の国公立大学で入試難易度が高い大学です。
そのハードルの高さから、受ける前からあきらめてしまう人も少なくありません。
しかし国立大学でも、早めに第一志望にして対策していれば受かりやすいと思います。
入りやすい学部はあるので、挑戦してみる価値は十分にあると言えます。