・関西で偏差値は低いけどいい大学ないのかな
・大学を出た後に困りたくないから就職率がいい大学を探している
・なるべき地元から近い関西にある大学がいい
そんな大学を探していますか?
良い大学を選ぶことは、将来のキャリアや個人の成長において重要な一歩ですよね。
そしていい大学の一つとして挙げられるのが、就職率の良さだと思います。
しかし就職率がいい大学って結局は偏差値が高くなりがちです。
でも勉強はしたくない。
この記事では、関西にある比較的偏差値が低い大学を確認し、就職に強い大学を紹介していきます。
偏差値はどこからが低いのか
まず偏差値が低いとはどこからなのかを考察していきます。
一般的な偏差値の理論を考えれば、以下のようになります。
- 極めて高い:偏差値70以上(上位2%枠)
- 高い:偏差値65以上70未満(上位7%枠)
- 少し高い:偏差値55以上65未満(上位30%枠)
- 普通:偏差値45以上55未満
- 少し低い偏差値35以上45未満(下位30%以下)
- 低い:偏差値30以上35未満(下位7%以下)
- 極めて低い:偏差値30未満(下位2%より下)
今回は偏差値45以下の大学を見ていきましょう。
関西で偏差値低いけど就職率がいい大学
それでは関西で偏差値が低く就職率がいい大学をみていきましょう。
就職率は大学通信の調査結果 2023年学部系統別実就職率ランキング、偏差値はパスナビを参考にしています。
大学 | 偏差値帯 | 実就職率 | |
---|---|---|---|
京都華頂大学 | 35 | 35 | 96.9 |
関西福祉科学大学 | 35 | 35 | 91 |
びわこ成蹊スポーツ大学 | 35 | 37.5 | 93.7 |
姫路大学 | 35 | 37.5 | 93.3 |
神戸親和大学 | 35 | 37.5 | 91.3 |
阪南大学 | 35 | 40 | 89.7 |
大阪産業大学 | 35 | 40 | 89.6 |
大阪総合保育大学 | 35 | 40 | 97.2 |
奈良学園大学 | 35 | 40 | 93.2 |
大阪青山大学 | 35 | 42.5 | 97.2 |
神戸常磐大学 | 35 | 42.5 | 96.3 |
千里金蘭大学 | 35 | 42.5 | 95.8 |
藍野大学 | 37.5 | 42.5 | 96.9 |
桃山学院大学 | 40 | 42.5 | 88.4 |
兵庫大学 | 35 | 45 | 95.7 |
園田学園女子大学 | 35 | 45 | 93.2 |
大阪電気通信大学 | 37.5 | 45 | 94.1 |
大阪経済大学 | 40 | 45 | 86 |
関西福祉大学 | 37.5 | 47.5 | 95.4 |
大阪成蹊大学 | 37.5 | 47.5 | 93 |
甲南女子大学 | 40 | 47.5 | 92.1 |
大阪工業大学 | 42.5 | 47.5 | 98.1 |
神戸薬科大学 | 47.5 | 47.5 | 93.4 |
武庫川女子大学 | 35 | 50 | 93.3 |
追手門学院大学 | 40 | 50 | 85.2 |
畿央大学 | 42.5 | 50 | 94.8 |
京都産業大学 | 45 | 50 | 89.7 |
神戸女子大学 | 37.5 | 52.5 | 93.1 |
摂南大学 | 40 | 52.5 | 90.7 |
甲南大学 | 42.5 | 52.5 | 90.1 |
関西で偏差値低いけど就職率がいい文系の学部
次に文系の中でも偏差値が低く、特に就職率がいい学部を確認していきます。
大学 | 学部 | 偏差値 | 実就職率 |
---|---|---|---|
福山大学 | 経済学部 | 35 | 94.8 |
兵庫大学 | 現代ビジネス | 35 | 93.6 |
常磐会学園大学 | 国際こども教育 | 35 | 100 |
阪南大学 | 国際観光 | 35 | 90.5 |
大阪成蹊大学 | 経営 | 37.5 | 94.7 |
武庫川女子大学 | 文学部 | 40 | 92.3 |
大阪工業大学 | 知的財産 | 45 | 97.1 |
京都産業大学 | 法学部 | 45 | 90.2 |
京都女子大学 | 文学部 | 45 | 91.1 |
京都産業大学 | 国際関係 | 45 | 95.5 |
関西で偏差値低いけど就職率がいい理系の学部
次に理系の偏差値が低くく、特に就職率がいい学部を確認していきます。
大学 | 学部 | 偏差値 | 実就職率 |
---|---|---|---|
龍谷大学 | 農学部 | 40 | 92.2 |
大阪工業大学 | 情報科 | 42.5 | 98.8 |
大阪工業大学 | 工学部 | 42.5 | 98.7 |
近畿大学 | 工学部 | 42.5 | 96.9 |
大阪電気通信大学 | 情報通信工学 | 42.5 | 96.7 |
関西で偏差値低いけど就職率がいい理系、文系のおすすめは大阪工業大学
大阪工業大学は大阪府大阪市に本部を置く私立大学です。
関西の私立大学の中では上位の実就職率を誇る工科総合大学です。
なぜここまで実就職が強いのか3つの理由があります。
理由①:実践という教育力がある
大阪工業大学では「体で覚えなければ身に付くわけがない」
というスローガンがあるように実社会に即応した多様なプログラムで実践力が身に付くようになっています。
会社側からしてもすでに実践力がある人は重宝されますよね。
理由②:社会人としての素養が身に付く
社会人として成長し続けられるかどうかって「コミュニケーション能力」や「問題解決能力」が重要になってきます。
仕事は一人で出来ないですし、会社には問題が山積みな訳です。
そして大阪工業大学では様々なプロジェクトを通して「コミュニケーション能力」や「問題解決能力」が身に付く仕組みがあります。
失敗を恐れず挑戦する中で、自分でつかみ取ることができますよ。
理由③:先輩たちがすでに築いた進路がある
大阪工業大学大学は2022年に、創立100周年を迎える由緒ある大学です。
「専門職業人」として、日本経済の発展に寄与する人材を数多く輩出していることでも有名。
多くの企業ですでに先輩が活躍していることで会社も安心して同じ大学の学生を採用するのです。
就職率がいい大学は雰囲気もいい
まず雰囲気がいい大学ですが、不良っぽい男女がたくさんいない大学ですよね。
実は大学の実就職率を見ればわかるんです。
なぜなら不良っぽい大学生が多いと就職が圧倒的に不利になり、就職率が下がる傾向になるから。
でも就活だけ大人しくすれば、企業にバレないと思われるかもしれませんが、
もし仮に入れたとしても、そういう人たちは企業で問題行動を起こし迷惑をかけることになります。
そうすると次の年から就活でその大学は厳しく見られ、就職率は落ちていきます。
日本は書類選考などである程度の学歴フィルターがかけられているため、なおさら顕著に表れます。
また大学の評判って企業に案外筒抜けなんですよ。
飲み屋街でうるさすぎて、話している内容を聞いたらどの大学の学生かなんて一目瞭然です。
学校外での民度って以外に見られていたりします。
そういうこともあり、雰囲気のいい大学=就職率のいい大学だということになります。
希望の大学に受からなかった場合も考えておくべき
実際に大学は狭き門のため、いくら偏差値が低くて入りやすい大学だろうと落ちてしまいます。
受験に絶対はありません。
そして多くの人は国立と私立の併願を受験することになると思います。
でも私立にいったら学費の面で不安があるかもしれません。
さらに私立大学に落ちた場合、専門学校、就職先を探す、浪人するなどの選択肢が出てきます。
しかしもう一つの選択肢とあるのが、通信制大学のサイバー大学です。
大学は社会人への通過点でしかない
始めて通信制大学って聞くと劣等感を感じるかもしれませんが、
実は高校→大学→就職→大学という道を歩む人がいるのを知っていますか。
会社での仕事と,自分のやりたいことのギャップに悩んだ末,異分野の勉強がしたくて,あるいは異分野の資格が取りたくて,再度大学に行かれるようです。
実際,普通の会社員だった人が,医学部に入りなおして,今,医者をされている人もいます。
また,事務系の会社員だった人が,工学部に入りなおして,今,エンジニアをされている人もいます。
つまり仕事に必要な専門知識というものを、実際の仕事していく中で必要性を感じたなどの理由により、大学で学びたいと感じ入学するという場合がむしろ多いのです。
そして通信制大学の中で社会人の割合が高いのがサイバー大学です。
サイバー大学の資料を見ることで、今社会人の人たちが本当に必要だと感じる知識、スキルを確認することが出来ます。
大学に落ちた時はメンタルが強くても、その日はずっと泣いていて2~3日完全にふさぎ込んでしまい…先のことが考えられない状態になることも。
そんな時のために、今の内からどうするか考えて備えておくべきですよ。
まとめ
大学は高校とは違い、専門性を特化していきます。
偏差値が低いからといって、学校の雰囲気や就職率が悪くなるとは限らないのです。
むしろ、専門性に特化しすぎている方が類は友を呼び、仲良くなることがあります。
ぜひ、自分のやりたいことを考え、行きたいと思える大学を見つけていってください。