・親から千葉大学にしか行くなと言われた
・千葉大学ならどの学部でもいいから入りたい
・千葉大学で入りやすい学部を教えてほしい
千葉大学は、日本の千葉県にある有名な国立大学です。
略して「千葉大、千大」と呼ばれています。
首都圏の総合大学として知られており、国立大学としては独自色の強い学部・学科が多くあります。
国際教養学部、法政経学部、園芸学部、看護学部は国立大学で唯一設置されています。
もちろん、国立大学のため、入学するのは簡単なことではありません。
ただ、千葉大学にも比較的入りやすい学部はあります。
そのため学部を絞って傾向と対策をしっかり練れば、難関であっても突破することは十分に可能。
今回は、千葉大学の偏差値、倍率から入りやすい学部について考察しています。
※ この記事は、私の意見に基づいて作成しております。このランキングは全ての人に当てはまるわけではありません。参考程度にお願い致します。
偏差値、倍率が低い千葉大学の入りやすい学部ランキング
一般選抜(前期日程・後期日程)に関してみていきましょう。
偏差値が低い千葉大学の入りやすい学部ランキング
入りやすい学部を見極めるうえでは、まず偏差値について知っておくことが重要です。
偏差値は、その大学や学部のレベルをある程度把握できる学力の目安です。
千葉大学の各学部の偏差値は以下の通りとなります。
学部・コース | 偏差値 |
---|---|
教育学部小学校 | 50 |
教育学部中学技術科教育 | 50 |
教育学部小中音楽科教育 | 50 |
教育学部小中図画工作美術科教育 | 50 |
教育学部小中家庭科教育 | 50 |
教育学部小中保健体育科教育 | 52.5 |
教育学部特別支援教育 | 52.5 |
看護学部看護 | 52.5 |
教育学部中学国語科教育 | 55 |
教育学部中学社会科教育 | 55 |
教育学部中学理科科教育 | 55 |
教育学部乳幼児教育 | 55 |
教育学部養護教論 | 55 |
理学部地球科学 | 55 |
工学部都市工学 | 55 |
工学部物質科学 | 55 |
園芸学部園芸 | 55 |
園芸学部緑地環境 | 55 |
偏差値のデータを見ると、理系なら理学部地球科学、工学部都市工学、物質科学が、文系なら教育学部が、比較的偏差値の低い狙い目の学部であることがわかります。
倍率が低い千葉大学の入りやすい学部ランキング
次に、競争率を表す倍率を見ていきます。
倍率は募集人数に対して、受験者数がどれだけいるかを示す指標です。
倍率が高いほど通過するのは狭き門となるため、偏差値とあわせて見ることで本当の難易度を把握することができます。
千葉大学の2023年度の入試では、各学部で以下の倍率が示されています。
学部・コース | 倍率 |
---|---|
教育学部小中音楽科教育 | 1.1 |
教育学部小中図画工作・美術科教育 | 1.4 |
教育学部英語教育 | 1.5 |
教育学部中学技術科教育 | 1.6 |
教育学部小中保健体育科教育 | 1.6 |
教育学部養護教論 | 1.6 |
教育学部乳幼児教育 | 1.7 |
教育学部小中家庭科教育 | 1.8 |
工学部共生応用化学 | 1.8 |
教育学部小学校 | 1.9 |
教育学部中学理科科教育 | 1.9 |
教育学部特別支援教育 | 2 |
教育学部中学国語科教育 | 2 |
文学部国際言語文化 | 2 |
園芸学部応用生命科学 | 2.4 |
倍率のデータを見ると、理系なら工学部共生応用化学、文系なら教育学部小中音楽科教育で倍率の低い狙い目の学部であることがわかります。
千葉大学の理系でおすすめの入りやすい学部は園芸学部
千葉大学の理系でおすすめの入りやすい学部は、園芸学部です。
園芸学部は園芸、応用生命科学、緑地環境、食糧資源経済に分かれています。
倍率、偏差値、共に低い部類に入ります。
学部学科 | 偏差値 | 倍率(2023年) | 共通テスト得点率 |
---|---|---|---|
園芸学科 | 55 | 2.7 | 67 |
応用生命科学学科 | 57.5 | 2.4 | 73 |
緑地環境学科 | 55 | 3.1 | 65 |
食料資源経済学科 | 57.5 | 4.2 | 67 |
千葉大学の園芸学部は日本唯一の学部園で学べることは植物のみではない
千葉大学の園芸学部は日本で唯一の学部になります。
植物に興味がなくても、分野は広く、花卉、農作物、農業経営、公園緑地、庭園植栽、緑地土壌、都市の緑地計画、庭園デザイン、園芸経営、農薬、地域計画など、学科によって様々なことが学べます。
また園芸学部での学生サークルに関しても、植物や農業に関するものや、地域ボランティア、災害復興ボランティアなどその他色々とあります。
ただし、畜産に関しては弱いので、もし「植物+畜産が学びたい」と考えているのであればあまりオススメはできません。
植物のことしか学べないと就職で不利なのか
もちろん、植物に関係する職であれば、それを専門的に学んだ人が就活での成功しやすいでしょう。
しかし、これは体感ですが、研究職など高度な知識が必要とされる職以外は、大学の学問は関係ないように思います。
現に、園芸学部卒で大手食品メーカーや銀行などに勤めている人もいます。
国立で唯一の園芸学部ということもあり、面接の際には物珍しくて印象に残りやすいみたいですよ。
千葉大学の理系でおすすめの入りやすい学部は教育学部
千葉大学の文系でおすすめの入りやすい学部は、教育学部です。
文系の中では倍率、偏差値、共に最も低い部類に入ります。
偏差値 | 倍率 | 共通テスト得点率 |
---|---|---|
50~57.5 | 1.1~2.7 | 58~71% |
教育学部は小論文や実技試験、面接がある
教育学部は他学部と違って小論文や実技試験や面接を課しているところが多いため、違った難しさがある。
しかしそれを踏まえても、偏差値、倍率から最も難易度が低い学部と言えます。
正規採用教員採用率が例年上位になっている
正規採用教員採用率では全国の大学の中でも例年上位におり、
平成18年3月卒業者において49.1%で全国国立大学第1位、
平成22年3月卒業者においては51.1%で全国国立大学第一位の実績を持っている。
まとめ
千葉大学は、国内の国公立大学で入試難易度が大学です。
そのハードルの高さから、受ける前からあきらめてしまう人も少なくありません。
しかし国立大学でも、早めに第一志望にして対策していれば受かりやすいと思います。
入りやすい学部はあるので、挑戦してみる価値は十分にあると言えます。