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慶應義塾大学で入りやすい学部はあるのか?偏差値、倍率、入試方法から検証

悩む人

親から慶応義塾大学にしか行くなと言われた
・慶応義塾大学ならどの学部でもいいから入りたい
・慶応義塾大学で入りやすい学部を教えてほしい

慶應義塾大学は国内最高峰の歴史と格式を誇る有名私立大学です。

もちろん、偏差値も非常に高いため、入学するのは簡単なことではありません。

ただ、慶應大学にも比較的入りやすい学部はあります

それは同じ大学の同じ学部の試験でも形式や日程を変えて複数の入試方法があり、偏差値も入試形式によって異なるためです。

そのため学部を絞って傾向と対策をしっかり練れば、難関であっても突破することは十分に可能

今回は、慶應義塾大学の入試の特徴を紹介したうえで、偏差値、倍率、科目数から入りやすい学部について考察しています。

目次

慶應義塾大学の大学入試の特徴

慶応義塾大学の一般入試の特徴を見ていきましょう。

共通テストではないため、科目数が異なる

慶應義塾大学の入試は、共通テスト利用の方式を採用せずに一般入試のみとなっています。

各学部の受験科目数は1〜3科目となっており、慶應義塾大学のみを志望する場合には受験対策を行う必要がある

科目数が少ないため、偏差値は高めになる

慶応義塾大学の一般入試の科目数は学部によっては最低で2科目と少ないのが特徴です。

科目数というのは大学受験では重要で科目が多ければ、それだけ勉強時間を分散させなければなりません。

そうなると全体の偏差値は必然的に低くなるため、一見すると難易度は低いと感じるかもしれませんが、

多数の科目を網羅しなければいけないため受験自体は大変です。

慶応義塾大学の総合政策学部はビリギャルでも入れた

ビリギャルというのは、学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格したという実話に基づいたお話です。

このモデルとなった方は慶応義塾大学の総合政策学部に現役で合格しています。

学部を絞って傾向と対策をしっかり練れば、難関であっても突破することは十分に可能ということが分かります。

偏差値、倍率、最低合格点が低い慶応義塾大学の学部ランキング

慶應義塾大学は文学部・経済学部・法学部・商学部・医学部・理工学部・総合政策学部・環境情報学部・看護医療学部・薬学部の10学部14通りの入試試験があります。

偏差値、倍率はパスナビを参考にしています。

偏差値が低い慶応義塾大学の学部ランキング

入りやすい学部を見極めるうえでは、まず偏差値について知っておくことが重要です。

偏差値は、その大学や学部のレベルをある程度把握できる学力の目安です。

慶應義塾大学の各学部の偏差値は以下の通りとなります。

学部偏差値
看護医療学部60
薬学部薬学科62.5
薬学部薬科学科62.5
文学部65
商学部(A方式)65
理工学部65
経済学部(A方式)67.5
経済学部(B方式)67.5
法学部(法律学科)67.5
法学部(政治学科)67.5
商学部(B方式)67.5
総合政策学部70
環境情報学部70
医学部72.5

偏差値のデータを見ると、理系なら看護医療学部・薬学部・理工学部が、文系なら文学部・商学部のA方式が、比較的偏差値の低い狙い目の学部であることがわかります。

倍率が低い慶応義塾大学の学部ランキング

次に、競争率を表す倍率を見ていきます。

倍率は募集人数に対して、受験者数がどれだけいるかを示す指標です。

倍率が高いほど通過するのは狭き門となるため、偏差値とあわせて見ることで本当の難易度を把握することができます。

慶應義塾大学の2023年度の一般入試では、各学部で以下の倍率が示されています。

学部倍率
商学部(A方式)2.4
薬学部薬科学科2.8
経済学部(A方式)3
看護医療学部3.1
理工学部3.1
文学部3.2
経済学部(B方式)3.8
法学部(政治学科)3.8
薬学部薬科4.2
法学部(法律学科)4.5
総合政策学部5.8
商学部(B方式)6.3
環境情報学部6.4
医学部7.3

倍率のデータを見ると、商学部のA方式、薬学部薬科学科は倍率的にも入りやすい学部だということです。

最低合格点率が低い慶応義塾大学の学部順

慶応義塾大学では共通テスト利用の方式を採用せずに一般入試のみとなっています

各学部の受験科目数は2〜5科目となっており、最低合格点も提示されています。

学部最低合格点合格点率科目数
薬学部薬学科169/35048.3化学、数学、外国語
薬学部薬科学科171/35048.9化学、数学、外国語
理工学部290/50058.0英語、数学、物理、化学
文学部205/35058.6英語、地歴、小論文
看護医療学部294/50058.8英語、数学、化学、生物
経済学部(A方式)248/42059.0英語、数学、小論文
商学部(A方式)237/40059.3英語、地理歴史、数学
環境情報学部246/40061.5小論分、数学or情報or外国語
法学部(法律学科)247/40061.8英語、地理歴史、論述力
法学部(政治学科)252/40063.0英語、地理歴史、論述力
医学部315/50063.0英語、数学、物理、化学、生物
経済学部(B方式)266/42063.3英語、地理歴史、小論文
総合政策学部257/40064.3小論分、数学or情報or外国語
商学部(B方式)278/40069.5英語、地理歴史、小論文

科目数のデータでみると、受験科目数が2科目の総合政策学部と環境情報学部が入りやすい学部です。

慶応義塾大学の文系で一番入りやすい学部は商学部A方式

慶應義塾大学で一番入りやすい学部は、商学部商学科(A方式)です。

倍率が最も低く、偏差値、科目数共に低い部類に入ります。

偏差値65.0(全学部の中で4番目)
倍率(2023年度)2.4(全学部の中で1番目)
科目数3科目(英語、地理歴史、数学)
最低合格点237/400
合格点率59.3

倍率が低い理由は数学の試験があるから

商学部商学科は文系の学部ですが、A方式の入試で数学の試験があります

そのため慶應義塾大学の全学部の中で最も倍率が低くなっていると考えられます。

商学部の特徴

商学部では、「商学」を幅広く学び、社会全体を見渡せる視野を身につけるための専門性とコミュニケーション能力を追究します。

社会をより良くするために、必要な問題を発見し解決できる能力が養成されます。

福沢諭吉の「実学」の精神で、時代の一歩先を見通せる未来の組織リーダーを生み出すことがこの学部の目的です。

商業学、経営学、会計学、経済・産業分野などの将来の目標に合わせた科目を体系的に学べることが商学部のメリットです。

慶応義塾大学に入るメリット

学歴フィルターに引っ掛からないため、就職に有利

慶應という学歴だけで就活はかなり有利になります。

具体的に言うと、エントリーシートが読まれずに捨てられるということはまずあり得ません。

すなわち、慶應卒であれば学歴フィルターに引っかかるということはほぼ間違いなくあり得ないということです。

三田会ネットワークを駆使してあらゆる業界のあらゆる大企業の社員に気軽にOB訪問をして情報を収集することができますし、慶應OBの有志が主催する就活相談会なんてのも学内で開催されていたりします。

愛校心が強いため、社会に出てからネットワークの強みを実感する

社会人になると慶応義塾大学で同窓とわかるとすごく優しく接してくれるし、話も弾む。

そのため学生時代に知らなかった者同士でも、すぐに仲良くなれます

また今も会社では学歴派閥などあり、優遇されるなんてことも。

慶應生同士で融通し合えることはたくさんあるから、社会に出てからネットワークの強みを実感する機会は多い

まとめ

慶應義塾大学は、国内の私立大学で最難関を誇る大学です。

そのハードルの高さから、受ける前からあきらめてしまう人も少なくありません。

しかし慶應は科目数少ないので、早めに第一志望にして対策していれば受かりやすいと思います。

慶應卒というのは錯覚資産になるので就活でも転職でも婚活でもなぜか信用されるし、相手が勝手に「慶應卒ならこの人はちゃんとした人なんだろう」と思ってくれるんです。

入りやすい学部はあるので、挑戦してみる価値は十分にあると言えます。

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